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現代思想・思想一般
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現代思想・思想一般
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洗脳支配ー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて


苫米地英人
¥ 1,365 通常24時間以内に発送
★★★★

洗脳支配ー日本人に富を貢が...
ある程度の事実を交えつつ、トンデモ主張を織り交ぜ、この人は一体何が目的なの? 立派な経歴で頭も相当良いみたいだから、こんなB級本書いてないで、もっと世のため人のために頭を使ってくださいな。苫米地英俊(学者、元衆議院議員)は祖父、苫米地和夫(元日本興業銀行常務、元和光証券社長)は実父、苫米地俊博(元三菱商事副社長、元三菱自動車工業副会長)は伯父。 そんな人にこんな本書いてもらっても・・・日本人が英米によるマインドコントロールを受けているか否かは別として、この本に書かれている内容は概ね事実である。 明治維新後の日本を支配してきたのは薩長閥。 その流れが現在も続いているのか否かは残念ながら知らないが、幕末の特に後半では薩長と幕府がイギリスとフランスの代理戦争の色彩を帯びてきていたことは間違いない。 またその金融政策が世界の経済に影響を及ぼす米国FRBが、実は民間企業であり、その株主はほとんどがロスチャイルドとロックフェラー傘下の銀行であったことはほとんど知られていない。 これは、現在も株主の持ち株比率などは公開されていない。 これはなんなのか。 郵政民営化の際に、日本のお金がアメリカに...

Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~


田口元 安藤幸央 平林純 角征典 和田卓人 金子順 角谷信太郎
¥ 1,596 通常24時間以内に発送
★★★★

Life Hacks PR...
発売から日が経ってきて一部古い情報(Googleサービス紹介等)や、ちょっと物足りない記事もありますが、それでも、私の中では最もおすすめできるLifehacks入門書籍です。 特に、百式管理人 田口さんのGTD記事が、GTDのエッセンスを端的にまとめられていてとても良いです。 私自身これで、GTDを知り、Moleskinの手帳やストラップボールペンを買い、マインドマップメモをはじめ、、、と、かなり影響受けています。 とにかくもLifehacksは楽しい!実践しやすいライフキットと伺っていましたが、最終的には自分自身がそれになっとくできるのかどうか。生活習慣を変えるというのはなかなか難しいことであると、この本を実践してみて改めて思いました。アイディアのストックにどのような種類があり、それを実現してゆく過程でどのような作業があるのかを知っておくという意味では評価できる本でした。他の方もレビューで書かれていますが、 LifeHacksの取っ掛かりとして最適の1冊だと思います。 GTDが簡潔にまとまっていて、 GTDの入門書としてもよいと思います。 発刊されて時間が経っているので、 Go...

はじめての構造主義 (講談社現代新書)


橋爪大三郎
¥ 756 通常24時間以内に発送
★★★★★

はじめての構造主義 (講談...
構造主義は分かりにくい.構造主義の何たるかを知 りたいと本書を手に取った読者に対して,橋爪は潔く 裏切りを宣言します.ところが,分かりにくいものを 分かりにくいままで終わらせない,そこが本書の面白 いところ.構造主義それ自体を解説するというよりは, レヴィ・ストロースが影響を受けた,いわば「周辺事 情」を並べるというスタイルで,構造主義に至る過程 を見事に解き明かしてくれます. 視点をレヴィ・ストロースの傍に置くことは,構造 主義の理解を易しくするだけでなく,インセスト・タ ブーと婚姻クラスの秘密を暴いた知的な興奮を僅かな がら共有させてくれる,そんな副作用ももたらしてい ます. 楽しみながら学べる,魅力的な1冊.構造主義について学びたい方には最適な本だと思います。この一冊でレヴィ=ストロースが現代思想に与えた影響が、いかに大きいかが分かると思います。ただ私的な不満を述べますと… ・はしがきに必要はないと書かれていたが、マルクス主義と実存主義に関する予備知識がある程度必要ではないかと感じたこと(特にサルトルに関しては、知らないと時代背景や考え方の違いが良く分からないかも)...

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)


鷲田清一
¥ 735 通常24時間以内に発送
★★★★★

じぶん・この不思議な存在 ...
名著である。哲学的な訓練を積み、なおかつ考え抜いた知性だけが能くし得る文章といえる。 一点だけ、電車内で化粧する女性についての一文は秀逸であり、考えさせられる。 それは脳の問題ではない。<他我問題>である。これを<脳の問題>とする議論こそが「問題」である。『唯脳論』や大手メーカーの研究所で高給を取るらしいチンケな脳学者の本は端から御免蒙るが、ケータイ脳やケータイ猿といった議論も非常に危険なイデオロギーを含んでいることが、本書でハッキリわかる。「電車でお化粧」はハッキリと思想・哲学問題なのだ! もちろんこれだけでなく、他の文章も繰り返し読むに耐える逸品の数々である。小林秀雄のエッセイ『考えるヒント』といったものにいまだに魅了される御仁には、是非読ませたい。文体に対する感覚、思考することの流儀がまったく変わってしまうだろう。「こだわりやしがみつきを手放すこと」についてあれこれ思う昨今であるが、人がとかくこだわり、そして悩みの種となっている問題に、〈わたし〉とか〈じぶん〉とかいったものがあるのではなかろうか。 これほど自明に見えて、これほど突き詰めていけばいくほど曖昧模糊として掴み所のな...

時間は実在するか (講談社現代新書)


入不二基義
¥ 819 通常24時間以内に発送
★★★★★

時間は実在するか (講談社...
驚くほどつまらない本。 作者の意図なのか、それとも書き方の癖かはっきりしないが、 文章の中に補注のための括弧が散見し見苦しい。 必要の無い括弧による意味補強も多々、 また、同じ語彙のしつこいくらいの反復によって、更に読むのが嫌になるという悪循環。 他の方のレビューと私の読後感が是ほど乖離していることも初めてだし、 読むのが苦痛だった本は久しいので驚いています。 「時間」には 我々が実経験する「時間」 物理学的な「時間」 形而上学的「時間」がある。 形而上学的な「時間」についての良書であると思う。 途中からの自論が展開されるからこそ、作者の迷宮での奮闘振りが伝わってくる。 実は「物理学的時間」も素粒子論のミクロ世界になるとC時間が現実になるのか・・・? 因果律と「時間」の矛盾とかいろいろと考えながら読んで楽しませてもらいました。 筆者の説明は(おそらく大学の講義で、学生からの質問に答える中で形作られたものと思われる)痒いところに手が届くものであり、筆の運びも軽やかで大変読みやすい。 時間の哲学に関する本は数多く出ているが、そういったものを読む際の基礎的な考え方を身につけるための入...

エロスと精気(エネルギー)―性愛術指南


ジェイムズ・N.パウエル
¥ 2,100 通常3〜5週間以内に発送
★★★★★

エロスと精気(エネルギー)...
文章はちょっと難しく訳されてはいますが、歴史的背景や宗教的見地で性のあり方を追って行く考え方は大変興味深いです。 そして読み進むうち、あんなに学術的な文体なのに、実はとても無垢でロマンチックなものが作者の心にあることが見えてきて、 この本で紹介されているポリネシアンセックスも、そこが一番大切なことだと訴えているように思えます。 オーガズムは身体のたった一部、性器でのみ感じるものではなく、身体全体で、そして心と共に感じるものです。 愛と信頼を実感したふたりが、分かち合う喜びであり、エナジーを交換し合う瞬間なのです。 セックスはオーガズムが全てではなく、そしてそれを理解した恋人同士だけが、 ポリネシアンセックスに習う心霊現象のような絶頂感を迎え入れることができるのかもしれない、とこの本を読んで思いました。 いまの恋人をもっと好きになって愛し合いたいと思う、そんな本です。結婚して15年、子供なし、お互いに仕事をもち時間があわなくてすれ違いもあり、ふと気がつくとセックスレスの生活に。。。新婚の幸せそうな友人と 飲んだ後、バカップルぶりにあてられ、ため息をつきつつフラッとはいった書店で見つ...

哲学の謎 (講談社現代新書)


野矢茂樹
¥ 735 通常24時間以内に発送
★★★★★

哲学の謎 (講談社現代新書)
平易な言葉で分かりやすい理屈が延々と続く、そんな哲学書です。 1文1文は分かりやすい理屈で、あっという間に読み終えるかも知れません。 その点では『ツチヤ教授の哲学講義』に通じるものがあります。 しかし、考えて納得しながら読もうとすると、前に進めなくなります。 納得するまで自分で考える。 これが哲学で最も大切なことであると同時に、哲学者の名前と学説の暗記の ために哲学の本を読むのは止めた方がいいよ、という著者の声かもしれません。 この本をきっかけにさらに難しい哲学書を何冊も読んでから、もういちどこの本を 読み返すと別の視点が見えてくるはずです。 逆に言うと、この本だけで考えようとしても限界があると思います。 入門書であると同時に、折に触れて何回も読み返すべき本であると思います。哲学者や専門的な用語は出てこず、哲学の歴史については学べないが 対話形式で書かれており非常に読みやすかった。 哲学の醍醐味、真髄を分かりやすく簡単に知ることが出来る本である。 本の内容は世の中で役に立ちそうにないが、逆に、短い人生の中で役に立つ 知識だけが良い人生を送るのに必要な要素でもないと思う。 直接的に役...

<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス


永井均
¥ 735 通常24時間以内に発送
★★★★★

<子ども>のた...
哲学者の永井均さんが書かれた本。 面白かった! はるか昔、 「なぜ、わたしは一人しかいないの?」 「なぜ、人は死ぬの?」 「わたしは、どこからきたの?」 などについて、 ただただ、「知りたい」と思ったことはないだろうか? この本の中には、永井先生が子どもの時に考えた 「なぜぼくは存在するのか」 「なぜ悪い事をしてはいけないのか」 という、2つの問いに対する考察が書かれている。 子どもの時の「知りたい」を、ずっーっと考え続ける事。 そこに、哲学の原点がある。 だから、人の哲学の本を読んで、「人の哲学のまね」をするのでは、本当に自分が知りたかったことに辿り着くことはできない。 自分にとっての重要な問いを考えつづける事、自分の哲学をする事が「哲学」なのである。 自分は、「何も知らないのだ」ということを知っている、<子ども>にしか出来ない哲学。 この本を読んで、それを知ることが出来た。 処刑されていくソクラテスの、自分だけが真実を知っているという快感に近い勝利感、そして、偽善の匂いに敏感だったニーチェの道徳的概念体系などの話は、特に印象に残った。 知りたいと願いつづける<子ど...

無限論の教室 (講談社現代新書)


野矢茂樹
¥ 756 通常24時間以内に発送
★★★★

無限論の教室 (講談社現代...
アキレスと亀のパラドクスなら、竹田せいじがすでに分かりやすく説明されている。世の中には 「今の数学の正統である実無限を否定し、 可能無限なる反体制的思想を説くなどケシカラン」 とか 「タジマ先生がなにかというと愚劣というのがムカつく!」 とか 「タカムラさんが萌えキャラじゃない!(」 とかいろいろご意見をいうひとが多々いるようだが、 この本は、そもそもいろいろな意味で非常識というか 常識の背後に回りこんでヒザカックンをかますところが面白い (とかくとなんかフザケているように聞こえるが、 そうではなくてあくまでマジメである)ので、 本気でムカつかれても困るだろう。 個人的には、ぜひ映画化してほしい。 冗談ではない。マジメである。何となく見たNHKの爆笑学問に野矢先生が出ていて、芸人と言うかマスコミに 媚を売らない姿勢や正直な物言いにとても共感し、いつのまにか野矢先生の ファンになりました。 (マスコミは弱者の顔をした権力を言われます) 野矢先生の本が無性に読みたくなって、何気なく手に取ったのがこの本です。 「無限論」と聞いただけで、殆どの人がある種のとっつき難さを感じるのでは な...

孟子 不安と混迷の時代だからこそ―現代活学講話選集〈3〉 (PHP文庫)


安岡正篤
¥ 620 通常24時間以内に発送
★★★★

孟子 不安と混迷の時代だか...
孟子の教えというよりも、安岡先生の教えを知る本だと思います。孟子そのものを知ろうとして購入した人には物足りないかも。けれども、得られるものは大きいと思います。そもれと、仏教を誤解されていると思います。仏教は決して虚無主義ではありません。縁起や空は一見、虚無主義のように思われがちですが、全く逆です。仏教の智恵は生命力に溢れた生の喜びの教えです。四書五経の中の四書の一つにあたる「孟子」 本書は「孟子」を安岡正篤先生が独自の視点により解説された白眉の書である 最近なかなか古典と呼べるものを敬遠しがちであったが、ふと久々に手を取った本書は改めて胸襟を正してもらったように感じた次第である ”敬”と”恥”というたった二つの語の中に人間の本質が内包されている 近時の自らを振り返ると甚だこの本質を掴めていない言動を発していたと反省を重ねるばかりであった ”兼愛交利” 公利と他利で交々に利する、互いに利益を交換すること もらうのではなく、まず与えること 言論が強すぎる現代にあって、言行一致を心がけること 浅はか、軽薄になりがちな自分を見つめ直すのに本書はお薦めの一冊である 古典は静謐であるこ...

はじめてのインド哲学 (講談社現代新書)


立川武蔵
¥ 756 通常24時間以内に発送
★★★★★

はじめてのインド哲学 (講...
冒頭の言葉が魅力的に思えた: 「自己と宇宙の同一性の経験」を中心軸としてインド精神史を追いつつ、 そのテーマが、わたしにおいてどのような現実的意味をもつのかをさぐる ブラフマンに加えて、アートマンが見いだされた意味、サーンキャ学派・ヴァイシェーシカ学派・ ヴェーダーンタ学派の基礎部分が解説されている。そしてそれらは時代と共に変化・発展していく。 この本を読みながら、ナーガールジュナ(竜樹)とシャンカラを少しかじったのも理解の助けになった。 私も、インド哲学全体のあらましを知るのに良い本だと思う。 個人的には、哲学とは形而上学的なものを含む学問だと思っているが、 インド哲学は常に「世界の形成と構造に関するより精緻な理論」を求められてきたようだ。 説明しようとすること、それにより安心しようとすること、理論を作って安心しようとすることは 人間の根本的な欲望というか、サガであるらしい。この本を読んで大いにそう思った。 (しかし、細かく分けすぎ、やりすぎのように思う。やりすぎは常に危険である。) (科学ではようやく、ほとんどの銀河の中心に巨大ブラックホールがあることを突...

性同一性障害って何?―一人一人の性のありようを大切にするために (プロブレムQ&A)


野宮亜紀 針間克己 大島俊之 原科孝雄 虎井まさ衛 内島豊
¥ 1,890 通常24時間以内に発送
★★★★★

性同一性障害って何?―一人...
性同一性障害について。 性同一性障害の治療について。 性同一性障害と生活・仕事・法律・社会。 病気なのかどうか、誰に相談すればいいか、 ホルモン療法や性別適合手術について、 どう接すればいいのか、性別変更の手続きに ついて・・・などが客観的に書かれています。 性同一性障害の知識がほとんどない状態で 読んだのですが全体像を自分なりに把握できた 気がします。一問一答形式で構成された45の問答が、初心者には読みやすいです。また下に取られている広い欄外に、用語解説、本やビデオの紹介、新聞記事のコピー、写真、などがあって飽きが来ません。最後にある「診断と治療のガイドライン全文も貴重です。性同一性障害を理解するのに最良の本だと思います。性同一性障害についてよく理解でき、また偏見が払拭できます!おすすめです!!

シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫)


巌谷国士
¥ 1,260 通常24時間以内に発送
★★★★★

シュルレアリスムとは何か ...
20世紀の最初にして最大の芸術運動「ュルレアリスム」。 本書はそのシュルレアリスムの中心人物であるアンドレ・ブルトンの研究者における「<正しい>シュルレアリスム」講義。 講演を字に起こしたかっこうになっているため、表現がやわらかく、わかりやすい。図版とともに、丁寧な註が下段にはつ いている。 「シュルレアル」のシュルというのは、日本人の我々にとってはお笑いなどでよく使う「シュール」という言い回しのほうが なじみ深い。このシュールはもちろんシュルレアルからきているのだが、元来の意味は日本のそれとは異なっている。 超現実。それは現実を超えたところにある、現実と全くの「別物」、ではない。シュルレアリストたちが挑んだのはあくまで、 我々が存在する現実を描くことであり、彼らが描こうとしたのはその現実が時折見せる、まか不思議な別の一面の表象である。 別にそれは「異世界」や何かではない。 講演は「シュルレアル」「メルヘン」「ユートピア」三回に分かれていて、この三つは何も独立しているわけではなく、 筆者曰く三位一体である。加えて、そのどれも近代文学のキータームである。シュルレアリスムの段と同様に...

「教養」とは何か (講談社現代新書)


阿部謹也
¥ 735 通常24時間以内に発送
★★★★

「教養」とは何か (講談社...
「教養とは何か」という問題系をめぐって議論は進まねばならないはずだが、必ずしも議論の道筋とは関係のない話に導かれることがあまりに多すぎる。「ヨーロッパの事例を紹介するだけで」は意味がないと主張しながらも、ハーバーマスやトーマス・マン、フーゴーなどをこれでもかと引用・紹介するのはまだしも、それが必ずしも著者の設定した「教養とは何か」という問いに結びつくわけではなく、せいぜいがドイツの中世もしくは近代における「教養概念」をなぞるだけにとどまっている。竹林の七賢人の故事やアイスランドの『サガ』についても詳しく引用がなされるが、それがどのように著者の主張する「教養」と結びつくのかがはっきりしない。読者としては、著者がシナの賢者や古代の叙事詩に深入りすればするほど議論の道筋を見失うばかりである。論題との関連を必ずしも詰めたわけではないままに、調査したことをそのまま並べているような印象がある。議論が拡散して迷宮に入りそうになると強引に「教養」と結びつけてみせるが、ほとんど説得力はない。いわゆる教養論としてではなく、著者得意の中世文化論として読むなら興味をかきたてられる人もいるかもしれない。前著「...

「プライバシー」の哲学 (ソフトバンク新書 053)


仲正昌樹
¥ 735 通常24時間以内に発送

「プライバシー」の哲学 (...
・・・

時間を哲学する―過去はどこへ行ったのか (講談社現代新書)


中島義道
¥ 735 通常24時間以内に発送
★★★

時間を哲学する―過去はどこ...
野矢茂樹氏の『無限論の教室』を読み、時間についての哲学にはまってしまいました。 その次に読んだのがこの本でしたが、読む前にタイトルから想像していたのに比べ、正直期待はずれでした。 また、ときに彼の主張している内容が間違っているのではないかとさえ感じられました。 例えば第3章で提唱されている「印象時間」の概念についてですが、1時間に感じられた30分と1時間に感じられた2時間では、「客観的時間」こそ違えど「印象時間」では同じ「1時間」であると彼は主張します。そしてこの2つの時間の感じ方は長さとしては同じだとして平面グラフ上の同一軸に描くことができるとしています。しかし本当にそうなのでしょうか。前者(30分)と後者(2時間)は、どちらも同じく「1時間」であるように感じられたとしても、その2つの感じ方まで同じなのでしょうか。「これが1時間だ」と思う感覚それ自体もときに変化しうるもので、同じ「印象時間1時間」でもその感覚までも同じであるとは言えないのではないのでしょうか。感覚にはものさし(単位)がないのでそれを比較することは不可能なのではないかと思いました。仮にその感覚を「印象時間」の単位に...

現代政治理論 (有斐閣アルマ)



¥ 1,995 通常24時間以内に発送
★★★★★

現代政治理論 (有斐閣アル...
確かに、政治理論を扱う他書よりもわかりやすいが、いかんせん8人による共同執筆のおかげで、章ごとの文章リンクが少なく単体テーマ集になっている気がする。もちろん、リベラリズムとデモクラシーを中心としているのはわかるが、どうせなら杉田さんなり川崎さんなりが単独で一本の切り口から掲載さえている政治理論を鳥瞰、解説してほしいと感じた。それゆえ星四つ。しかし、優れた政治理論入門書であることは間違いないので一読後は、他の本にもどんどん挑戦していけると思う。 政治思想史を踏まえた政治理論を「リベラリズム」と「デモクラシー」を機軸にして11の章にまとめ上げたテキストブックである。「政治思想史を踏まえている」とは、最新の理論の紹介に終始するのではなく、それらの議論の履歴にも言及し、思想史上に位置づけようとしている本書の編集方針のことを指している。 前半の各章で、古典的ではありつつもなお現代政治理論において中心的位置を占める諸概念を取り扱い、後半でネイション・フェミニズム・公共性・新しいデモクラシー論・グローバリセーションといったより新しい議論へと向かう。もちろん、全ての理論的トピックスを網羅しているわ...

芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション


岡崎乾二郎
¥ 2,730 通常24時間以内に発送
★★★★★

芸術の設計―見る/作ること...
なにかを成し遂げるためには、段取りがしっかりとしていないといけない。 「自分はなにをしているか」「これからどうするか」をわかっていないと、 ムダな作業は増えてしまい、いつまでもルーチンワークから抜け出せないか らだ。 こうした一般企業では当たり前の考え方は、芸術にも当てはめられるのか? 天才の仕業などと言われがちな芸術だが、そこにもきちんと手順があることに 変わりはない。たえ即興でも形にするための秩序があり、その場限りのでた らめではない。思考や行動の規範すら変えてしまう芸術作品と、一般の商品と のちがいは、その手順に強烈な革新や発明が入っているかどうかだけだ。 本書は、こうした問題をていねいに解説していく。この本を読むと、芸術がい かに知的でスリリングな作業か、あらためて感動とおどろきを与えてくれるだ ろう。

身体論―東洋的心身論と現代 (講談社学術文庫)


湯浅泰雄
¥ 1,260 通常24時間以内に発送
★★★★

身体論―東洋的心身論と現代...
Eckhart Tolleが「The Power of Now」の中で悟りに至る過程での身体の重要性を述べていたわかりやすい彼の本のなかでは、そこだけ実感として分かりづらかったのですが、これを読んで自分なりによーく納得できました。あと西田幾多郎の「無の場所」の意味もわかりやすく説明して下さっていてよかったです。

読む哲学事典 (講談社現代新書)


田島正樹
¥ 798 通常24時間以内に発送
★★★★★

読む哲学事典 (講談社現代...
体系的かつざっくりと学べる哲学の入門書のようなものを探している人にお勧め。あるテーマに沿って、著者の意見や見解が述べられているわけではあるが、全体を通じて網羅されており概観をつかむのには適していると思われる。これが全てでは無いしこれから始まるというスタンスで読んでいただきたい。 一通り読むこによって、哲学とは何かと言うことを考えることが出来ます。一通りの哲学的な思考法や用語を分かり易く解説してくれています。おまけにそれを読むことによって考えを深めることも出来ます。非常に読み応えがありますから。納得の書物です。田島正樹氏は、永井均氏などとともに、わが国の優れた哲学者の一人であるが、学会などにはめったに現れないので、その姿を見た人は少ない。『ニーチェの遠近法』『哲学史のよみ方』などは、知る人ぞ知る名著だが、本書もまた、類書のない興味深い哲学事典になった。田島氏は、イギリスの哲学者マイケル・ダメットの系譜に連なる、「反実在論」の立場に立つ哲学者であり、その一貫した視点から哲学の重要概念を説明している。 本書の魅力は、分析哲学的な切り口ながら、それをはるかに越える哲学史の豊かな鉱脈を活用す...